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サムソノフ vs ドリンクホール:世界卓球2011

水谷隼岸川聖也はヨーロッパ最高のコーチといわれるマリオ・アミジッチの指導を受けていたのですが、彼の教え子の中にはヨーロッパのトップ選手が大勢います。

そのうちの一人がサムソノフ(ベラルーシ)です。世界選手権の男子シングルスで準優勝したこともあります。




WTTC 2011 Vladimir Samsonov vs Paul Drinkhall

ちなみにマリオコーチは現在ロシアチームの専属コーチとして若手育成に取り組んでいるとの情報があります。数年後はロシアに水谷や岸川のような強力な選手が続々とでてきそうです。楽しみのような怖いような・・・。


さて、話がそれましたが世界卓球2011の男子シングルス1回戦でサムソノフはイギリスのドリンクホールを破りました。その試合の内容について振り返ります。しかし、ドリンクホールとは珍しい名前ですね。実家は飲み屋なんでしょうか?

青のユニフォームがサムソノフ、黒のユニフォームがドリンクホールです。ドリンクホールは居合抜きの鋭いバックハンド強打が持ち味の選手です。とっさに強打を打つので対戦相手はタイミングが非常にとりづらいですね。台上プレーもうまくフォアハンドのフリックで守備の堅いサムソノフをノータッチで抜き去る場面もあります。前陣主体の卓球選手はぜひ参考にしたいプレースタイルです。

対するサムソノフは一見すると非常に動きが鈍く見えますが、相手の強打に対して動じることなく自然にボールに反応して返球してしまいます。サムソノフは水谷隼と同じでボールタッチと予測能力が非常に高く、天才と呼ばれるプレイヤーなのです。

先に攻撃をしかけていたドリンクホールがいつのまにか不利な状況に追い込まれて負けてしまうというパターンでサムソノフが勝利しました。これがブロッキングゲームというやつです。防御こそ最大の攻撃というプレースタイルですね。恐るべし、兄弟子!

サムソノフは順調に進めば、中国の陳紀と対戦する予定です。水谷は陳紀にリベンジしたいと発言していましたが、先に兄弟子が倒してしまうかも?