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カットマン初心者のラバーの厚さと種類の選び方の基準まとめ

カットマンにおすすめのラケットやラバーは当然ながら選手のレベルやプレースタイルなどによって大きく変わります。
 
まず考えるべきは以下の点です。
 
・攻撃と守備の割合はどれくらいか。
・どんなプレースタイルを目指しているか。
・今の自分のラケット、強さ他。
・今の自分の課題。
・どんな攻撃を仕掛けるか。
 
以上の点を考えた上でラバーとラケットを選びましょう!

ラバーを選ぶ前に知っておきたい基本的な知識


ラバーはスポンジが薄いほうが切れて、安定します。
 
スポンジが厚いと攻撃力が増しますが、カットが難しくなります。自分のレベルやプレースタイルに合わせてスポンジの厚さを変えましょう!
 
裏ソフトラバーは大きく分けると3種類あります。

・柔らかいテンションないし高弾系(いわゆるコントロール系ラバー)

適度な弾みと回転で、カットで相手の攻撃を抑えやすいメリットがあるが、ドライブで攻撃するときに回転やスピードが物足りない事が多い。
 
・粘着系裏ソフト
スポンジが薄いほど擦るインパクトで簡単にキレるが、実は厚い方が食い込んでカットのキレ味が増す。
 
欠点は相手の回転影響を受けやすく、強烈なドライブは技術がないと抑えにくい。ツッツキやサービスのキレも良いので速攻するのも良い。ほかの裏ソフトより重量が重くなる。
 
 
・一般的な攻撃型のテンションや高弾系裏ソフト
薄いと普通にカットに向いているが、厚いと弾んでしまいカットするのにテクニックを要する。
 
攻撃重視か守備重視なのか?カットの技術レベルは高いか低いか?ラケットとラバーの総重量は軽いほうがいいのか?などによってどの種類の裏ソフトがいいのかがある程度わかると思います。
 
 
ではネット上でもよく話題に上る裏ソフトラバーの特徴を見ていきましょう!
 
 
バタフライのタキネス
 
裏ソフトラバーなら守備の王道のタキネスシリーズ。そしてタキファイアシリーズですね。
タキファイア・ドライブなら守備がとてもし易く安定します。安定重視で安いラバーならタキネスチョップ2です。
 
 
ヤサカのマークⅤ
 
このラバーは、球離れが遅く、ボールが勝手に滑るようにカットできるので、簡単にボールを切ることができ、高弾性ラバーとは思えないカットが切れます。しかし、攻撃のときは、やはりテンション系ラバーに劣ります。
 
タキネスとマークVはコントロール系ラバーになります。安い!カットが安定する!しかし、弾まないので強烈なドライブは難しいです。まさに守備重視のラバーです。カットでひたすら粘るタイプはおすすめです。
 
次は中国の粘着性ラバーについてまとめました。
 
 
キョウヒョウ
 
弾まない高弾性シートに比較的少なめの粘着+弾まないスポンジ
 
天極
 
少し弾む高弾性シートに比較的多めの粘着+弾まないスポンジ。実はキョウヒョウと天極ってシートしか変わらない。2は強めの粘着を練り込み、3は弾むシートを使う
(と言ってもスレイバーより弾まないし、スレイバーと比べるとものすごく掛かります。)
 
NEOシリーズ

テンションスポンジで、他の天極、キョウヒョウシリーズより弾み、回転が掛けやすくなっている。
 
 
NEO天極3だとカットには弾みすぎ。
 
NEO天極2は丁度いいし、回転がとてもかかる。
 
NEOキョウヒョウ3だと丁度いいし、攻撃も少しやりやすい。
 
NEOキョウヒョウ2だとあまりに弾まないので、逆にカットには向かない可能性あり。
 
最近は中国ラバーもテンション系が登場して選択肢が増えています。中国ラバーは打球感に癖があるので好みがわかれるかもしれません。
 
あと重量が重いです!
 
スイングスピードが落ちると逆にカットや攻撃の威力が落ちるかもしれないので注意が必要ですね。
 
軽い粘着ラバーがほしい人はタキネスチョップ2やトリプルスピンといった日本製ラバーになりますね。

コスパ重視ならこれだ!

 
次はコストパフォーマンス重視ラバーです。とにかく寿命が長いほうがいいという。経済的に厳しい中学生向けかな?
 
ヤサカのオリジナル
 
コスト・パフォーマンスという点では抜群です。タキネスもよいとの評価もあります。
 
ニッタクのモリストは攻守によいラバーですが、すぐ破れてお金がかかります。カットになれて、攻撃を始めるなら、キョウヒョウとかタキファイア

マイクロ(ニッタク)
 
回転性能としては、タキネスや、新品の401には敵いませんが、それでも1年近く経った401と比べれば遥かに上回ります。しかも、寿命が長い。その回転性能が、半年は余裕でもちます。加えて、安いと3拍子揃ってます。

異質ラバーのカットマンのラバー選び

 
まず粒高ラバーと表ソフトラバーのカットの違いですが、回転の強いドライブには表ソフトだと浮いてしまいますが、粒高ではカットが抑えやすくます。
 
粒高ラバーの特徴
 
回転の強いドライブやスマッシュにたいするカットがやりやすい。ツッツキに対して粒高プッシュができる。
 
一方で回転の変化が読まれやすい。例えばナックルにはナックルで返り、強力なドライブには切れた下回転で返ってしまう。あとツッツキやドライブ、スマッシュが難しい。

表ソフトラバーの特徴
 
ナックルボールや相手のツッツキに対しては表ソフトの方が切りやすく、表ソフトはさらに横回転もかけられます。あとドライブやスマッシュ、ナックルカット、ブロック(ショート)がやりやすい!
粒高ラバーのおすすめは?

バタフライ
安定志向ならフェイントロング3。フェイント3は多々あるレビューでも言われていますが、粒は硬く、弾みません。安定+変化ならフェイントロング2、フェイントソフト。
 
ニッタク
安定志向ならスクリューソフト。最初の内は粒が固く安定重視の粒高ラバーですが、使い込む内に粒がしなるようになり、ツッツキがやり易い上に切れます。
 
TSP
猛烈な変化カットならカールP-1R。
 
ヨーラ
陳衛生選手のような粒高レシーブから変化カットの展開ならオクトパス。
 
ティバー
存在するラバーで一番変化するラバーを使いたいならGRASS D.tecs。価格が高いのが欠点!
 
表ソフトラバーのおすすめは?
 
ニッタク
守備を重ねながらリズムを狂わす程度の攻撃が良いなら閃霊。(表ソフト)
 
TSP
守備に適するならスーパースピンピップスチョップスポンジ。(表ソフト)
 
まとめ

攻撃に威力を求めるラバーに貼り変えるならカットの安定性は犠牲になります。
 
カットの安定と攻撃の威力増加を両立できるラバーはありません。
 
弾むラバーを貼り攻撃力を上げる事はカットの感覚とフォームを崩します。
 
初心者・中級車なのカットマンならカットの安定を先ず第一に考えたほうがよいでしょう。