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卓球のチキータってどんな技?名前の由来や水谷・張本選手の打ち方の動画

世界卓球で日本選手が活躍するにつれてよくテレビで取り上げられるのがチキータというテクニックです。

 

まず名前の由来であるチキータはバナナを意味します。チキータ・ブランズ・インターナショナルバナナというアメリカのバナナの会社が名前の起源です。ヨーロッパではバナナといえばチキータという感じなのでしょう。ボールの軌道がバナナのように曲がるからチキータと名付けられました。サッカーで曲がるシュートのことをバナナシュートと呼ぶのと同じ感覚です。

 

この技はチェコのコルベル選手が元祖の使い手です。チキータの名付け親でもあります。下の動画が解説付きでわかりやすいですね。

 

チキータは短いサーブに対して肘を中心にしてバックハンドドライブで返球する技です。台上バックハンドドライブレシーブといえばいいでしょうか?

元祖チキータの使い手 コルベル選手の動画

普通バックハンドドライブは卓球台から出てくるボールに対して使うテクニックですが、これを短いレシーブに対しても使う技がチキータです。

コルベル選手のチキータは得点準備打、つまり相手の体勢を崩すための小技だったのがどんどん進化していまやレシーブ強打、第2球目攻撃と呼ばれるようになっています。

 

昔の卓球の常識ではサーブを出して相手のレシーブを狙う3球目攻撃でポイントを狙うのがセオリーでした。少し前までは強力なサーブを持つ選手が圧倒的に有利な時代でしたが、サーブのルールやボールの変更もあり、現在は強力なチキータを打てる選手が圧倒的に有利といえる時代になってきています。

 

張本選手が水谷選手に勝てた要因の一つも強烈なチキータが使えたからですね。

 

ではいろいろな選手のチキータを見ましょう。

 

リオオリンピックメダリストの水谷隼選手のチキータの動画です。右利きの選手のフォアサイドを切るようにボールの軌道が曲がります。相手を大きくフォアに動かして体勢を崩して次を狙います。

 

世界卓球2017の男子ダブルス銀メダリストの森園選手のチキータです。クロスだけでなくストレートにも打ち分けられます。

 

そして史上最年少で世界ベスト8入りを決めた張本選手のチキータです。彼のチキータはスピード重視で一発で決められる威力があります。

おもな日本トップ選手のチキータを見ましたが、ボールをはじくのではなくボールの表面をこする打ち方なんですね。タイミングやスイングが少しでもずれると空振りしてしまう非常に高い精度が要求される打ち方です。

 

まとめ

昔の卓球しか知らない人が久しぶりに見たらびっくりしたのではないでしょうか?昔はバックハンドの払うレシーブはありましたが、現在はより強力な回転を加えるチキータが主流となっています。